大三国志の噂話

真偽不明のネタを集めます

部隊編成大全

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はじめに

三国志というゲームの秀逸なところは、どのような武将の組み合わせでも合理的な戦法チョイスであれば、部隊相性によっては活躍できるし、逆に言えば無敵の部隊も存在しないところにあります。

限られたリソース(武将、進化度合い、戦法)の中から、自分にとってベストな組み合わせを探す、という楽しさがこのゲームの大きな魅力の1つと言えるのではないでしょうか。ですから、基本的に他人の意見に左右されず、好きな部隊を組んでいくのが良いと個人的にはおもってます。

とはいえ、なかなかどのように組み合わせたら良いか分からなくて悩んでる。という方も多くいらっしゃるようです。そういった方向けに、なにかの参考になれば良いなと思って、部隊編成するとき何を考えているか、書くことにしました。

中華情報と自分の経験からまとめましたが、あくまで個人の考えなので、けっこう間違っている部分も多いです。鵜呑みにすることなく、疑いながら読んでもらえると助かります。

※ 征服シーズンに突入したプレイヤー向けになります。

 

 

ベストな部隊組み合わせの定義

まず「ベストな部隊組み合わせ」の定義は人それぞれとなりますが、一般的には、手持ち部隊をフル活用して、最大の武勲・貢献を獲得できる組み合わせ、であることが多いかと思います。

中でも対人戦による武勲獲得は、このゲームの肝であり、そこを意識した組み合わせを選択しているプレイヤーも多いのではないでしょうか。

本質的にはマス取りゲームのため、攻城値まで考慮して「土地めくり」もあわせた部隊構成にしていくべきかと思いますが、そこまで考えるとキリがないので、本記事では、「ベストな部隊組み合わせ」とは、手持ちの部隊をフル活用して、「最大の武勲を獲得できる組み合わせ」と定義して話を進めていきます。

 

 

部隊数について

「最大の武勲を獲得できる組み合わせ」の部隊数は、

  1. 資源供給
  2. 手持ちの武将(進化具合含む)
  3. 手持ちの戦法
  4. 自身のプレイスタイル

以上の4つの要因によって決まります。一般的には主城の5部隊に手持ちのリソースを集中させ、運用していくことで武勲を最大化します。リソースが豊富なプレイヤーは、6部隊以降の運用も可能です。

 

 

外部要因について

「最大の武勲を獲得できる組み合わせ」は、常に固定ではなく、外部要因に左右されます。

  • シーズンの序盤・中盤・終盤による違い
  • 敵対同盟に多い人気な部隊
  • アップデートによる環境変化
  • シーズン仕様

などといった要因にあわせて自身の編成を柔軟に変更できると武勲を稼ぎやすいと言えるでしょう。

例えば、ここしばらく征服シーズンのスタダで主流の「塁実反撃皇甫嵩」は、その性質から通常攻撃を受けることが重要な部隊です。序盤に敵陣営と戦争の気配がある場合は、スタダを「関銀屏」にして優位に立つ。ということが考えられます。

 

 

部隊の評価について

前項の「外部要因」を踏まえた上で、個別の部隊を評価していくと良いでしょう。

<全体視点> 

  • 5部隊(+アルファ)で見たときに最適な編成になっているか
  • 敵の流行は何か
  • 序盤、中盤、終盤を意識した編成になっているか
  • シーズン仕様に適応した部隊を編成できているか

<個別視点>

  • 適切な戦法を配置できているか
  • 兵種開放が適切にできているか
  • 武将レベルは充分か
  • ステータス割り振りが適切にできているか

上記2つの視点で部隊をチェックし、部隊評価をしていきましょう。逆に言えば、特定の部隊だけをフォーカスして、部隊相談をしたり、アドバイスを受けたとしても実のところあまり意味はありません。(※部隊研究にはなりますが)

部隊の評価は熟練プレイヤーでも難しい作業で、対土地に弱いとしても対人には強い部隊があったり、レベル48~50近くになって開花する部隊があったり、戦法を1つ変えるだけで使用感が良くなったりします。十分に検証が必要です。

 

 

編成前準備 - 手持ちの武将チェック

では、具体的な編成作業に移る前に、準備を行いましょう。手持ちの武将のチェックをしていきます。各陣営別に優先度を独断と偏見でつけましたので参考にしてください。かなりざっくり分類しているので、変動することが多いです。進化具合は考慮していません。

  • ランクS:持っていたらほぼ間違いなく使用する。
  • ランクA:使用頻度が高い。
  • ランクB:使い方によっては輝く。使いこなすとカッコイイ。
  • ランクC:主要5軍に入ることは稀。未開拓武将たち。
  • 優先度 :左にある方が優先的に使いたい。

 

■魏陣営(2021/4/29時点)

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■呉陣営(2021/4/29時点)

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■蜀陣営(2021/4/29時点)

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※ 紫枠はSP趙雲

■群陣営(2021/4/29時点)

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■漢陣営(2021/4/29時点)

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以上、上記表を参考に手持ちの武将の優先度をまずつけてしまうと、部隊編成が考えやすくなります。

 

 

編成前準備 - 手持ちの戦法チェック(2021/4/29時点)

武将と同じように、手持ちの戦法もチェックしていきます。こちらも独断と偏見でざっくり種類別に重要度をつけてみました。登場していない星4戦法の多くは、持っているものとみなして省略しています。策略主動戦法や回復系戦法(援軍秘策など)は代替え案になりうるので、万が一ない場合は揃えると良いと思います。

  • 高:主要5軍にはほぼ必ず配置する
  • 中:使用頻度が高い
  • 低:あると心強いが主要5軍に入ってこないことも。
  • 特:特殊な戦法。使いこなすとカッコイイ。

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基本的に中以上はあった方が良いです。

 

編成前準備 - 主城五大体系+1への理解

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武将と戦法のチェックが完了したら、この主城五大体系を軸に、編成パズルが始まります。なぜこの五大体系が重要なのかについては、下記の記事を参考にしてください(情報は1年前のもので例に出ている戦法や組み合わせが古いですが、基本的な考え方は今も共通しています)

 

編成パズル1 - 始計+撃勢体系

■全体像

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■編成パターン

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■編成時のポイント

基本的には張機、劉備を軸に検討すると良いでしょう。この2武将は塁実体系と競合する可能性が高く、どこに組み込むかで全体の構成が変化します。

特に劉備は「始計+撃勢体系」からは外れますが、厳顔劉備関銀屏で編成した際に「始計」を節約しながら強度を保てるため、第一に検討したい部隊です。厳顔が高度進化していなくても充分に硬く、安定した戦果を上げられる部隊です。

張機、劉備を割り振れない場合は、代替えに何を選択するかがカギとなります。リソースを軽くする場合は甄洛。回避特化にする場合は弓諸葛。攻撃型へシフトさせる法正・陸抗など。

本営は、安定感を重視するなら関銀屏がもっとも適しています。上振れを期待するなら、弓呂布甘寧がおすすめです。とはいえ、火力は本営に依存しているため、全体的な総合火力は低く、引き分けを前提とした運用であることを念頭に置きましょう。

中途半端な編成にしかならないと感じたら、始計+撃勢体系は編成しないのも手です。形兵や蜀騎に使える戦法であり、圧縮することでその他の部隊強度を上げても良いでしょう。

 

編成パズル2 - 塁実+反撃体系

■全体像

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■編成パターン

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■編成時のポイント

塁実+反撃体系は、前述の始計+撃勢体系とセットで検討しましょう。これは競合する武将が多い(張機、劉備など)ためで、どちらの体系をより強度を高めたいかによって、決定しましょう。

一般に進化具合がより進んでおり、必要なパーツが足りている方から組み立てていくと良いとおもいます。反撃の弱体化アップデートにより、前衛は皇甫嵩一択という状況ではなくなりましたが、依然として強度は高いままです。

逆に優先すべき要因が見つからない場合は、塁実+反撃体系を組まないという選択も良いでしょう。「塁実迎撃」は、ほぼ全ての前衛武将に適正がある最強の前衛戦法のため、反撃を主体としなくても使い道は多々あります。

前衛候補は、単火力型の皇甫嵩の他に、馬超孫策祝融も1人で火力を担当しますが、基本的には攻其不備によって火力を底上げする必要があるため他体系を圧迫し燃費は悪くなります。趙雲は優秀な蜀武将とのシナジーに優れますが、サブ火力の配置を検討したいところです。

■参考(塁実を必要としない周泰編成)

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塁実を余らせることで他体系の強化をしつつ、武将は妥協せずに同程度の硬さを持つ部隊に仕上げる。反撃弱体後は周泰編成が中華では比較的流行っているようです。

 

編成パズル3 - 神兵大賞体系

■全体像

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■編成パターン

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■編成時のポイント

「始計撃勢体系と塁実反撃体系は使う武将が競合しがちなのでセットで考えましょう」ということを前項で記載しました。神兵大賞体系は攻其不備体系と使う戦法と武将が一部競合しますので、こちらもセットで考えましょう。

神兵大賞体系を編成する場合、考えるポイントは大きく3つあります。

  1. メイン火力をどの武将にするか。
  2. 衆謀 or 先駆 or なしのどれを選択するか。
  3. 高度に進化している武将を選べているか。

特に1と2は自動的に関連してくるので吟味が必要です。

例えば、メイン火力が王異の場合は、衆謀と先駆突撃どちらも効果的に使用できる武将です。使用頻度が低い先駆突撃を王異に持たせ、衆謀を節約し、別の体系に回すことができます。(衆謀は他の体系とも相性が良いです)

先駆突撃の編成パターンは少なく、王異以外でもかなりの強度を誇るのは、陸抗呂蒙馬超の部隊となります。陸抗馬超は他の体系とも競合する武将となるので、全体の構成でどちらを優先するか決めましょう。

補助武将枠は、呂蒙が頭ひとつ抜けている重要度となります。余っているのなら優先的に使用したい武将となるでしょう。

神兵大賞を持たせる武将に関しては、高進化、高知略であることを前提に、メイン火力、補助とのシナジーを生む武将の選択をおすすめいたします。特に強力なのがアップデートで強化された曹操で、高度進化した曹操は猛威を奮うでしょう。また、地味に一定以上の足の早さがあるか、もポイントになります。

 

編成パズル4 - 攻其不備体系

■全体像

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■編成パターン

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■編成時のポイント

衆謀を組み合わせるのかどうかで、武将のチョイスが変わります。神兵大賞体系とセットで考えましょう。特に曹操木鹿大王張寧の強度は高く、あまり高度進化していなくても優位な戦闘がしやすいです。

物理追撃騎馬の場合は、馬超をまず検討したいところです。馬超が高度に進化している場合は、中衛に上げて相手の本営を狙える状況を作っても良いでしょう。策略追撃騎馬は、王異一択と言っても良いのではないでしょうか。

 

編成パズル5 - 法正/馬岱(謀定関羽)体系

■全体像

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■編成パターン

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■編成時のポイント

他体系とはあまり競合しないため、とくにこだわりがなければ最後に編成しても良い部隊。謀定関羽があると心強いものの、必ず必要というわけではなく、必須となってくるのは、馬岱か法正があること。

馬岱騎系列は、こどもさんのブログに戦法配置が詳しいのでご参照のこと。

関法荀系列は、色々バリエーションはありますが、皇甫嵩対策に関羽を本営に落として折戟強攻を持たせる、荀彧に不攻を持たせる、などすると一方的に勝利することも可能とのこと。

神兵大賞体系に次いで、高度進化のメリットが比較的ダイレクトに影響するのもこの体系の特徴と言えます。火力を担当する馬岱が真っ赤の場合は、この体系を重視して組むのも良いのではないでしょうか。